「不安」と「完璧主義」に疲れた私が、小さく始めた習慣


「このままでいいのかな?」と思う瞬間
ふとした時に、まわりと自分を比べてしまうことがあります。
収入、働き方、趣味、家庭…
「なんで私はこうなんだろう?」と、自分の生き方に自信が持てなくなる瞬間が、私には何度もありました。
資格を取れば満たされるのか?
私の場合、「満足できないのはスキルや資格が足りないからだ」と思い、
常に何かを学び、資格取得を目指してきました。
でも、あるとき気づいたんです。
資格を取ることで得られるのは“安心感”ではなく、“一時的な達成感”だけだったかもしれない、と。
スキルはすぐには身につかないし、
資格があるからといって働き方や日常がすぐに変わるわけでもない。
むしろ「資格を取ること」が目的になってしまい、
本当に自分がどう生きたいかと向き合えていなかったのかもしれません。
私が感じる「不安」の正体
不安のない人なんていません。
でも、「今の自分」をある程度受け入れている人は、不安を感じにくいのではないかと思います。
私の悪い癖は、つい完璧を求めてしまうこと。
「人より少しでも早く、うまく、幸せに生きたい」とどこかで思っていた自分がいます。
昔から「若いうちに結婚して、子どもを産んで、理想の家庭を築く」ことが夢でした。
でもうまくいかない現実にぶつかるたび、
その穴を仕事や学びで埋めようとしていたのかもしれません。
そして、たとえそれが叶っていたとしても、今度は「キャリアも欲しい」と思っていたかもしれません。
今の私に足りなかったもの
最近思うのは、「生き方の軸」がないまま、走り続けていたということです。
- 将来のビジョンを言語化していない
- 資格取得ばかりに偏っていた
- プライベートな時間を後回しにしていた
- 会社員マインドから抜け出せていない自分がいた
たどり着いた、一つの答え
いろいろ考えた結果、
私が満足して1日を終えるには、早寝早起きと自分の時間を大切にすることが鍵だと思いました。
友人との時間も楽しい。
でも、1日仕事だけで終わると虚しくなってしまう。以前はギリギリに起きて、慌てて出勤 → 帰宅後にぐったりして終わる毎日でした。
でも、朝の30分を自分にあげることで、1日全体が前向きに変わりました。
たとえば、私の朝時間はこんなふうに過ごしています。
- 朝6:30に起きて、まず軽くストレッチ
- 洗濯機を回しながら、15分だけ掃除と片付け
→ 生活のためのタスクを先に片づけると、すでに「整った1日」が始まった気がします - 静かな部屋で10分だけ、手書きの日記を書く
- 出勤前には、お気に入りのカップでコーヒーを飲む
- 本を読んだり、ブログを書いたり、自分の“やりたいこと”に時間を使う
この**たった30〜40分の“自分時間”**があるだけで、
「私は今日、自分の人生をちゃんと大切にできたな」と思えるようになりました。
そして夜には、
「今日も自分を丁寧に扱えたな」と、少し満たされた気持ちで1日を終えられます。
その繰り返しが、不安を和らげ、
“明日がちょっと楽しみになる”気持ちにつながっていくのだと思います。だからこそ、朝少し早く起きて、
家事をしたり、ブログを書いたり、自分のために時間を使う。
このブログでは、30代女性のリアルな悩みと、
歯科医として・ひとりの人間としての生き方について発信しています。
同じようにモヤモヤしている誰かに、少しでも届いたら嬉しいです。