将来の不安を解消したくて…30代歯科医の私が考える“働き方の選択肢”

将来の不安にふと気づいた瞬間
「このままでいいのかな?」
そう思ったのは、ふと“自分のライフプランが何も見えていない”ことに気づいた時でした。
将来、誰と結婚して、どこに住み、どんな暮らしをして、いつどんな最期を迎えるのか…。
まったく想像できないまま、年齢だけが積み重なっていくことに、焦りを感じ始めました。
歯科医師としての仕事は好きです。でも、このまま同じような働き方を続けて50歳を迎えたとき、私は心から「人生楽しい」と思えるだろうか。
そんな問いが、頭から離れなくなりました。
なぜ不安を感じるようになったのか
直接のきっかけは、祖父の姿を見たことでした。
90歳を過ぎても元気な祖父は、以前は80歳近くまで現役の歯科医師として働いていました。
だから、老後のお金に困ることはないだろうと私も思っていました。
でも、いざ年金生活になってみると、想像以上に出費は続き、貯金はどんどん減っていきました。
「長生きって、こんなにお金がかかるんだ」と感じたのは初めてでした。
さらに、私の母は50歳前に癌で亡くなっています。
「人の寿命は自分では決められない」という事実に向き合った時、
私は改めて、“どれくらいのお金があれば安心か”という問いに答えがないことに不安を感じました。

未来の自分って、何が必要なんだろう?って真剣に考えたんです。
✅ 私が感じた将来の不安
- 収入が労働時間に依存している
- 結婚・出産後に働き方がどうなるか不透明
- 老後に必要なお金の目安がわからない
医療職=安定は本当なのか?
医療職は「安定している」とよく言われます。
でも実際の勤務医生活では、キャリアの方向性は自分で選びにくく、オーナー(院長)の方針に従うことが前提です。
会社員的な働き方も嫌いではありませんが、小規模な医院ではキャリアアップの道も限られていて、収入も“成果”より“労働時間”に依存してしまいます。
将来的に結婚・出産・育児などが加わったとき、果たして今の働き方を続けられるのか。
時短勤務はできるのか、職場復帰は可能なのか、収入はどれくらい減るのか…
不安は尽きませんでした。
私が実際に考えた3つの選択肢
① 今の仕事をベースに働き方を調整する
- 常勤からパート勤務に切り替え、複数の医院で働くことで収入の分散化を図る。、何件かの医院で働くことで、収入の分散化をする。安定した働き方より、新しく自由な働き方を選ぶことで選択肢をもつ。
② 新しいスキルを身につける(副業・資格など)
- ブログ運営やオンライン発信を行い、歯科以外での収入源を育てていく。
③ お金の不安を減らす仕組みづくり
- 余剰資金で投資を行い、“働かないお金”という選択肢も持っておく。
「備えておく=安心して進める」
大きく変える必要はありません。
私はまず、家計の見直しから始めました。
「私は、月にいくらあれば暮らせるのか?」
それを数値化してみたことで、自分にとっての“本当に必要なもの”が少しずつ見えてきました。
自分にとって大事なことは何か。
どうすれば健康に、心地よく生きられるのか。
周りと比べず、私のペースで進む。
そんな働き方・生き方を少しずつ形にしていきたいと思っています。
最後に
このブログ「未来設計ラボ」は、
同じように不安を感じたり、モヤモヤを抱えている30代の女性にとって、
「私だけじゃないんだ」と思えるような場所になればいいなと思って始めました。
読んでくれて、ありがとうございます。